プログラム長より

食科学国際共同大学院プログラム長 野地 智法

食科学国際共同大学院プログラム長

野地 智法
Tomonori Nochi

農学研究科 教授

未来の食料問題を解決するための
東北大学の叡智の集結

東北大学 食科学国際共同大学院プログラム(GP-Food)のホームページにようこそ。GP-Foodは、2050年を生きる人類が必要とする「食」を科学的にデザインすることを目的とし、東北大学農学研究科、医学系研究科、歯学研究科、薬学研究科、文学研究科、国際放射光イノベーション・スマート研究センターが連携し、2024年10月にスタートさせた国際的かつ学際的なプログラムです。人口増加や地球の温暖化等、食料生産に直結する様々な問題がグローバルスケールで山積する中、GP-Foodではそれに立ち向かうべく、これまでに無い視点で、「食」に関する教育・研究を展開していきます。所属する研究科の垣根を超え、未来の食をデザインすべく熱く議論を繰り広げる場、それがGP-Foodです。

GP-Foodに参加することで、未来の食に関する半年間の海外研修の機会にも恵まれます。GP-Foodでは、未来の食料問題を解決することを共通目標とする世界の23機関が、国際連携パートナーとして参加しております。プログラム参加者は、これらの海外研修等で培う経験をもとに、未来の食生産領域のフロントランナーとして活躍するための準備を整えます。これらの活動を通し、未来の食業界に改革をもたらすこと、それが、GP-Foodのコンセプトです。

GP-Foodの活動に対し、産業界からも大きな関心を是非お寄せ頂きたいと思います。未来の食に関する問題は、それに特化した教育プログラムの中で育成された人材が、産業界で活躍することが解決の近道と確信します。GP-Foodの活動を産学連携で展開することも、将来構想として検討しておりますので、我々の取組に関する様々なご意見をプログラム事務局にお寄せ頂ければ幸いです。

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